2011年4月25日(月)

職員の団結した姿に勇気づけられた!=4月理事会を開催しました=

23日(土)午後から4月の定例理事会が開催されました。理事長挨拶のあと、放射線の健康への影響について、放射線科の中里科長による学習講演が行われました。
理事会では、震災後の事業所や地域での取り組みが報告されました。斎藤紀先生の学習会・全体集会に参加した理事さんからは、「学習会に参加して、職員の団結した姿に勇気づけられ、医療生協の病院の力強さを感じた。」「一緒にヘルパーの仕事をしている人に学習会への参加を働きかけた」等の発言がありました。余震は続いており、原子力発電所の事故も収束の見通しが立っていません。震災は未だ継続中とも言えますが、これまでの取り組みの教訓を、理事会として以下の内容でまとめました。

 

1)対策本部と職責者の連日の集中体制をとり、重要な局面では全体集会で意思の統一と対応方針の徹底を図り、組織的に対応してきたこと。


2)患者・利用者の安全と職員の安全と生活を守るため、事業を守り継続させることを明確に 打ち出し、役職員の意見や要望を大切にして活動を展開してきたこと。
…保育所の移転、学童保育、被曝学習会、メンタルヘルス学習会・相談会、法律相談等
 

3)浜北医療生協をはじめ、全国からの支援物資と支援は、事業の維持と職員の生活を支える 励みになりました。
…西東商店、灯油、軽油、食材、衛生材料、水
 

4)全国からの支援物資は、福祉会や避難所、災害対策本部、郡山市社協、小規模作業所等、 を通して多くの被災者の支援にも活用しました。また、郡山高校や安積高校等の避難所へ の医療支援、物資の支援、炊き出し等など、社会的な役割を果たすべく他への支援活動に も同時に取り組んだことも特徴でした。
 

5)地域では、理事や支部運営委員が、組合員の安否確認や水を届けたり、助けい合いや励ま し合いの活動が取り組まれました。特にみんなの健康を配布しながら声かけや状況確認が 行われたことが特徴でした。

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