2011年6月13日(月)
6月8日から9日にかけて開催した矢ケ崎克馬先生の講演会「内部被曝に立ち向かう」は、7日の安積、三穂田、9日の大成、看護協会会館“みらい”の4ヶ所で延べ1000名を超す方々が参加。「怒りを胸に、楽天性を保って、最大の防御を」と訴える矢ケ崎先生のお話は、事態の深刻さを正面から受け止めながら、除染・防護活動に取り組む必要性を改めて考える場となりました。
8日(木)18:30から三穂田ふれあいセンターの体育館にて行われた今回の学習会は、医療生協三穂田支部が町内のPTAや生産者に呼びかけ実行委員会を結成。地域ぐるみでの企画となりました。学習会にあたり町内全戸にチラシ案内を行い、当日は300名を超える参加者がありました。矢ケ崎教授のお話は、内部被曝からの健康障害の話だけでなく、農業を営む皆さんに対しても国・東電に「声」をあげていくことの大切さも提起されました。健康不安、生活不安の問題が山積みの中で、核害が100年先まで続かないためにも今こそ怒りをもって「汚染ゼロ」を目指して行動すること、立ち向かうことが必要です。(吉田)
安積支部で内部被曝学習会を開催し、34名が集まりました。中には、チラシを見て参加した若い方もいて、熱心にメモをとり質問されていました。
多くの質問には、食べ物に対する注意、布団干しなど日常生活のことや子どもの健康をどう守っていくかなど多岐にわたり、先生もひとつひとつわかりやすく応えてくれました。
(六郎田)