2011年6月13日(月)

地元の方々を対象とした学習会には、70人を超える参加者が来院

 12日午後から、坪井院長を講師に、被曝問題を考える学習会を開催しました。この学習会は、「地域での社会的な役割を果たす」ため町内会に呼びかけて開催したものです。急な開催にも関わらず70人を超える方々が参加、中には「初めて協立病院に入った」という方もおり、会場は満員となりました。
 坪井院長のお話は、放射線の基礎的な知識から、福島原発事故により放射性物質が福島県内に止まらず広範囲に拡散していること、自宅での表土の剥離とヒマワリを植えたことなど、判りやすく実践的なものでした。
 参加者からは「この付近の放射線量はどのくらいか」「布団は干してもいいのか」「内部被曝を防ぐのに効果のある食材はあるのか」「安心できる放射線量はどの位か」など、暮らしに直結した質問が相次ぎました。質問に答えた坪井院長からは「安心できる放射線量はないこと、ゼロに近づける努力を行うこと」「郡山市と協力して除染活動に取り組むこと」などが改めて話されました。 

 

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