2011年8月 2日(火)
田村町の守山地域にて、鹿又講師による放射線学習会が開催されました。田村支部では、7月上旬にも学習会を開催しましたが、「もっと地域毎に開催していきたい。組合員に限らず声を掛けて広げていきたい」という意見から企画されました。
町内会や婦人会の方の力を借りて声掛けをし、若いお母さんも含む約20名の参加がありました。組織担当者も、はじめて顔をみる方が多く、関心の高さを感じることができました。
学習会の中では、鹿又講師の自宅における除染活動の具体例もあり、参加者の興味を大いに惹きつける中身となり、質問では、「出産の近い娘がいて、自宅で作った野菜を食べさせていますが大丈夫でしょうか?」「お盆に親類が訪ねて来るのだけれど、何か注意することはある?」「先日、山の湧き水を汲んでいる人たちを見かけましたが、あの水は大丈夫なのかなぁ?」という、生活に密着したリアルな声が出されました。
また、放射能汚染に立ち向かう大運動プロジェクトについて「食べ物の放射線量を測れる機械を身近に設置して欲しい」、「健康診断の白血球像検査があるようだが、これを会社や自治体の健診にも導入して欲しい」などの期待の声も寄せられ、学習会の域を超えた意見交換がなされました。(小抜)