2011年10月アーカイブ

なくせ!原発大集会10,000人つどう!

| コメント(0) | トラックバック(0)

 昨日10月30日(日)福島市の四季の里において、「なくせ!原発10・30大集会」がおこなわれました。
 二本松の仮設住宅に住む浪江町の皆さんや、さいたまの避難先からかけつけた方など県内各地から,、また全国47都道府県から支援の参加がありました。郡山医療生協からは職員・組合員合わせて94名が参加しました。
 福島県議会が「県内の原発すべてを廃炉にする請願」を全会一致で採択したことを、後押しして、前にすすめる集会になりました。力の出る集会でした。
 

「新鮮な玉ねぎ」をいただきました。

| コメント(0) | トラックバック(0)

 北海道の道東・道南・オホーツク勤医協の皆さんより、「新鮮な玉ねぎ」をいただきました。しっかり食べて免疫力アップだ!元気モリモリ!

 

10314.jpg

 愛媛医療生協より「もぎたてのミカン」をいただきました。す?ごっく甘くておいしかったです。がぜんヤル気がでました!

 

103103.jpg
 

事務部会研修会開かれる!

| コメント(0) | トラックバック(0)

 10月27日(木)午後1:30から、2階会議室にて事務部会としては初めての研修会がおこなわれました。


 常務理事の先崎伍郎さん(元小学校教諭、逢瀬支部)より、特別講演をいただきました。事務部会結成までの歩みについての感想が出され、「これからみんなで山登りをしようと集まり、相談を始めたところと推測」とズバリ指摘をしていただきました。
 どういう山に登ろうとしているのか明らかにしてすすめていくのがポイントということで、例として医療部会教育委員会発行の【「医療生協人」育成という観点からの職場づくりの提起】の説明がありました。大変わかりやすく納得のいく講演でした。ありがとうございました。


 事務部会として、若手先輩エルダー体制のもと新入事務職員のオリエンを実施してきました。6月に正式に配属になり五ヶ月が経ち、この間の学びあいや育ち合いの実践を振り返り、新入職員の受け入れと職場での変化について発表し討議をしました。新入職員、エルダー、ローテーションした事務職員から発表がありました。
 その後4グループに分かれ分散会を行い交流を深めました。最後に、宮田専務・江川事務長が、震災の緊急事態を乗り越えてここまで奮闘してきた職員に対し、労をねぎらいました。
 

 

 103101.jpg

「フクシマから福島へ戻すため!富山も微力ながら持続的に支援します」

 

講演会:富山医療生協理事長 大野孝明氏

 

 富山医療生協理事長大野孝明さんの講演会「高齢者にやさしいまちづくりをめざして」が29日(金)桑野協立病院会議室で開催され組合員と職員50名が参加。

 冒頭で「リフレッシュ富山企画」がTVで報道されたVTRも上映され、富山医療生協だけではなく受入れた朝日町と富山県も継続して支援していくと報道されていました。大野さんは「ヒロシマ・ナガサキ」と並んだ被爆「フクシマ」が“福島”に恢復できるよう支援します」と表明。

 講演本論は、高齢や少子化に係る詳細なデータを使用して、医療生協の「高齢者にやさしいまちづくり」運動にチェック表が活用できることなどが話され、参加した組合員・職員はおおいに共感を得たという印象でした。
 

102901.jpg

 

(感想)

 

日頃、高齢者と接する機会が多い職に就いていますが、大野氏の講演を聞き、社会の中での高齢者という視点を再認識しました。現在日本は超高齢社会であり、それが良くないことであるかのように言われています。大野氏は「高齢者にやさしい社会は、誰にとってもやさしい社会である」と話して下さいました。今の日本の社会は高齢者にやさしいとは、決して言うことが出来ないと感じます。高齢者にやさしいとはどういうことか、高齢者が安全に暮らせる社会とはどういったものか、高齢者を受け入れる社会つくりがこれからの日本の社会には必要なのだと感じました。 

             (包括 増子理子)

 

本当のまちづくりとは、視点を高齢者や障害者、子供達の立場におくこと。組合員さんや職員の中でもう一度まちづくりを見直す為にチェック表を是非利用したいと思った。


(郡山東介護・菅原和江)

 

               102902.jpg            102903.jpg

    
 

島公園の除染作業状況

| コメント(0) | トラックバック(0)

病院前の島公園で除染作業が開始されました。

 

 102905.jpg   102904.jpg

 

 102907.jpg   102906.jpg

 西会津ちゃっかり企画第2弾に参加させていただきました。夏企画で蒔いたそば刈りをメインに、そばの実落としをしたり手動の「とうみ」にかけたり...しょうちゃんの手打ちそばをいただき“おいし?い”と大満足。
 その他にもさつまいも掘り、栗拾い等など。もちろん全ておなかにしまい込み、胃も心も秋を満喫させていただきました。
 一泊or日帰りの短い時間でしたが、子も親も放射能のことを気にすることもなく、笑顔いっぱいでリフレッシュすることが出来ました。継続で企画してくださった彰一さんご夫妻・御家族に感謝です。本当に有難うございました。

(安田一家)

102801.jpg

 


 10月15?16日、紅葉始まる西会津でちゃっかり企画第2弾!?というか続編が行われました。今回の参加者は総勢15名(大人8名小人7名)。子供たちは久々の再会に沸き、「やっぱりこのメンバーだよねえー!」と大はしゃぎ。もはや線量など気にせず、栗拾いでは棘を刺し、自分の顔ほどもある大きなサツマイモを堀上げ、秋の西会津を満喫してきました。
 しかし今回の最大の目的は、子供たちが夏に種をまいたソバ。自分の背丈ほどに成長したソバを子供たちが自分で刈り取り、束ね、唐箕で分別。大人も子供も初体験で大変でしたが、そこは「働かざる者食うべからず」の精神でみんな一生懸命頑張りました。労働後に佐藤彰一さんが振舞って下さった手打ちソバがこれまた絶品で、結構な量でしたが子供たちも「ショーちゃんご馳走さま!」と完食。「また来年も参加したいね!」とみんな口々にしてました。
楽しい企画でした。ありがとうございました。

                                       (山田)

102802.jpg

 102803.jpg 香川医療生協の藤村さん

 

 福島に行くまでは同じ日本でありながらTVの向こうのような、やはりどこかに他の地域で起こった出来事といった他人事のような感覚があったということに気がついた。
 地震のつめあとを見たり、放射能に対する取り組みの話しを直接自分の目の前にいる人から聞くことで、半年前の地震の被災がどれだけ大きかったのか自分の中で受け止めが大きく変化した。
 地震から半年でまだまだ大変な環境の中でも、笑顔で地域を支え復興に頑張っている皆様の姿を見ることが出来て力がわいてきました。支援という名目で行ったのに逆に自分が力をもらったような気がします。
 現場の病棟の方々にも本当に暖かく接していただいて、慣れない環境の中でも毎日気持ちよく仕事をさせてもらえました。 遠い香川の地からではありますが、これからも自分の出来ることから少しずつでも被災者の方々の力になれることが出来たらと思います。
 

 25日13時30分から、前進座公演職員実行委員会によるプレ企画が行われました。
 横田実行委員長の挨拶のあと、全体実行委員会の六郎田事務局長から「医療生協40周年、前進座80周年の記念行事を成功させましょう」「会場は須賀川インターのすぐそば、高速道路料金無料の方は、高速を使って会場へ」と訴えがありました。
 前進座グッズプレゼント“くじ引き”では、6名の参加者に記念品が贈呈され、職場対応のポスターコンクール企画や11/10の全体実行委員会で紹介される“女形”紛争企画の紹介も行われました。
 

  102701.jpg  102704.jpg  102703.jpg

島公園の除染が始まりました。

| コメント(0) | トラックバック(0)

 病院前の島公園の除染が始まりました。 郡山市が進める除染活動の具体化です。表土を削り、太い幹は高圧洗浄機で水洗、細かな枝や植栽は葉を落としています。
 この春以降、公園に子どもの声はなく、雑草が生い茂っていましたが、漸く少し身綺麗になりました。

 

  102706.jpg  102707.jpg  102708.jpg

 10月22日の午後、放射線科鹿又隊長に引き連れられ、5名で(石川さん夫婦を含めて7名)看護師の石川さんのお宅を除染しに行ってきました。庭の表土3?ほどを削り土嚢に詰めて家の裏へ、インターロッキングは車用洗剤を使ってデッキブラシで洗い、また、窓を台所洗剤で洗い、細かいところは歯ブラシで洗浄。網戸は水洗いをした。
 除染開始前の庭で空間線量は2.0μ?/hだったが、除染後には0.34μ?/hと1/6になりました。 庭の半分を除染しましたが、雨のため除染活動は中断され、日をあらためて訪問することになりました。約1時間の活動でした。    
                        

(組織部:関根)

 

 102601.jpg   102602.jpg   102603.jpg

 

102604.jpg

 子どもプロジェクト除染対策部(仮称)の面々

102605.jpg

在宅療養支援病院の準備が進んでいます。

| コメント(0) | トラックバック(0)

 在宅療養支援病院の届出が終了し、具体的な準備が進んでいます。新井田室長を中心に、対象患者さんの訪問活動(制度の変更、負担金の変更等の説明)が終了しました。
 また、夜間・休日の緊急対応のために準備していたイントラ上のデータベースソフトも試作品が出来上がり、運用準備に入りました。

 10月19日に沖縄那覇にて沖縄民医連中間管理者教育研修会が行われました。依頼された講演内容は「福島のいま、そして課題」でした。その講師として報告を行なってきました。
 参加者は表題のとおり部長、課科長、主任、副主任が対象の研修会でしたが講演内容が福島原発問題ということで講演はオープン参加で行われました。
 講演の中では3.11以降の震災および福島原発事故後の郡山医療生協としての対応や支援物資をはじめ、サマーキャンプ企画、そのための看護師支援など全国からの心温まる支援活動の紹介などこれまでの経過を報告しました。
 その後、私自身が行なってきた放射線学習会や除染活動について報告を行いました。数多くの学習活動の中では、私自身が不安とストレスに悩まされている職員や住民の気持ちに心を寄せることの大切さと難しさを体現してきたこと。そして事実を伝えるとともに住民自身が自分の目で正確な情報をつかみ対応していくことの重要性を伝えていることなどを紹介しました。 中でも食品に対しては、たとえ遠い沖縄でもいつ汚染されたものが流通するかわからない。国民全体が監視体制を強めていくことの大切さを伝えました。 さらに原発によって私たちの自然豊かな大地を奪われた今の福島の状態は、米軍に半占領されている沖縄と同じであること。国民にとって必要のない基地と原発を連帯の力でなくしていこうと訴えました。
 その後の質問や研修のグループワークの中では、福島の問題が自分の問題として捉えられた。主権を奪われた福島と沖縄で連帯して取り組みを進めていこう。などお互いの思いや現実を共有できた研修会となりました。(鹿又)

 

  102502.jpg   102501.jpg

 今、世間の話題は、3.11東日本大震災、原発事故で、今までの平穏な生活が悪変してしまいました。福島が悪い印象で世界中に知れ渡ってしまい、暗い話題の中で、本日ここに『とみたミニデイほっとスマイル』が高齢者の憩いの「たまり場」として開所できましたことは、何より明るい話題として自負しているところです。これもひとえに本日ご臨席の郡山医療生協、地域包括支援センター、市当局はじめ、関係者皆々様のご支援ご協力のお陰であると、深く感謝申し上げます。

[浜尾実行委員長(郡山医療生協理事)の挨拶から]

 

102401.jpg 

102403.jpg 森 聖美 (医療生協さいたま本部)


 10年ぶりの1日中、病棟で看護する時間でした。患者さんに真剣に向き合う楽しい日々でしたが、日頃の鍛え方が悪く2日目からすでに全身筋肉痛に見舞われました。反省しています。
 病棟スタッフの皆様は、とても穏やかに患者さん1人1人に向き合っておられ、私も穏やかな気持ちで患者さんに関ろうと思えました。たけさんをはじめとするCチームの患者さんたちは快方に向かっていますでしょうか。100才をこえてなおしっかり食事がとれるTさんもお元気してますか?ときどきおもいだしては、あっという間だった日々に思いをはせています。
 しかし、姿が見えない放射線・原発との闘いには、胸がつまる思いがしました。それは、休憩室に貼付されている他生協からの支援ニュースやスタッフのみなさんの会話でのキャンプの話からもわかりました。院長先生の支援者むけ講演で「憲法で保障された生存権のたたかいである」は、本当にそう思いました。子どもたちには定期的に放射線の低い地域で過ごす日をつくり、体内のセシウム等の蓄積を減少させている取り組みに北陸・甲信越の生協の企画で協力していることは素晴らしいと感じました。なぜこんな思いをさせられるのか再度怒りを覚えましたし、福島の皆さんは、もっともっと怒りをあらわにしてもいいと思います。
 3・11の院長先生が危うしだった話やベッドから動けない患者さんが手を握って励ます看護師に手を外して向こうへ逃げてくれとのジェスチャーの話など貴重な体験を聞かせていただきました。
まだ地震の爪痕もまだ残る市街地やその前の週の台風による浸水被害なども駅への往復のとき垣間見ましたが、一見以前の姿を取り戻しているようにみえても、決してそうではないこともわかりました。支援者が若くなく、お役にたてたかどうかわかりませんが、これからも私ができることは何かを模索していく日々になると思います。

 浜北医療生協からの16便目の野菜は郡山東事業所へも届きました。

大変おいしくいただきました。ありがとうございました。

 

102402.jpg

以下は、寄せ書きに添えられていた文書の転載です。

 

 日頃、福島県で医療や福祉・介護の実践と社会保障改善のため、民医連運動にご奮闘されていることに敬意を表します。


 私たちは、秋の大運動の取り組みとして、「原発のない社会」実現のため、学習運動をすすめ、世論と共同の取り組みをひろげる署名運動に取り組んでいます。この運動の一環として、福島の現地でご奮闘されている民医連職員の皆さまに敬意を表し、激励と連帯を示す檄布とメイクイーンを送付させていただきます。「原発のない社会」の実現をめざして、ともに頑張りましょう。


医療法人十勝勤労者医療協会 ?ファーマケア十勝
十勝勤医協友の会 十勝勤医協労働組合

 

102201.jpg

 102202.jpg 岩田 和子さん(大分県医療生協:つる訪問看護ステーション )
 

 震災から半年経過して、やっと落ち着いてこられた頃かな、というイメージを持っての支援でしたが、 実際行ってみると、落ち着いた雰囲気を感じ、皆さん笑顔で頑張られていたので安心しました。九州は離れていることもあり、震災や、放射能について直接影響を受けることも無く、ニュースで知るくらいなので、本当の意味での大変さがわかってないこともあり、気付いていない事もあったかもしれません。ですが、私が支援させて頂いた、ひなたぼっこでは、利用者さんも、スタッフも皆明るく気さくな方ばかりだったので、私も気負うことなく、前からいるかのような感覚で仕事させていただけました。主には、利用者さんの?.S、健康状態の観察、利用中の介護を行いました。普段訪問看護をしていることもあり、比較的、認知症の患者さんの対応は慣れていたつもりですが、家に帰ろうと、徘徊を続ける方や、側にいないと不安で大声をあげたり、暴力行為をする方の対応をしながら、他の利用者さんにも、目を配る大変さを実感しました。グループホームでの夜勤帯の対応困難が一時話題となりましたが、わかる気がしました。反面、小規模の時間システムは、利用者のニーズに添って自由に選択できることが利点で、ディサービスよりは、利用しやすいかもしれないなど知る事ができました。

 最終日はなごりおしく、皆さんから挨拶をいただいた時は、少しさみしくなりました。震災で開設が送れ、まだまだ調整や整備が必要な部分もあり、これからも大変だと思いますが、頑張って欲しいなと思いました。陰ながら応援しています。

 放射能については、やはり行く前はわからないだけに正直不安でした。坪井院長には時間を割いて講義をしてくださり、ありがとうございました。目にみえないことで、避け様の無い放射能への不安を実感しました。今は何もなくても、長期にわたって影響がでてくること、特に子供や若い人の将来を考えると、今のあやふやとも感じる対策で、大丈夫なのかと思いました。

 今回の支援で、他の支援者との触れ合いも含め、しらない土地にも関わらず、レストランをみつけては食べに行ったりと楽しみも多くいい経験をさせていただいたと思います。肝心の支援にはなったのかは不安ですが。逆に時間と手間を取らせてないかと心配です。色々お気使いくださりありがとうございました。
 

 看護師支援に来てくださった生協や民医連院所・サマーキャンプを企画してくださった生協、はたまた、専務・事務長・総師長が講演にお邪魔して内容に感動してくれた生協やら、沢山の方々が「行きます」「お会いできるのを楽しみにしてます」とメールや電話が入っています。
 私たちが出迎えず誰が出迎えましょう。ぜひ皆で参加しましょう。
また、県連社保平和委員会・青年ジャンボリー共同企画の「ピーチャリ」もあわせて参加者募集中です。
 元気のいい若者よ、秋空の元サイクリングはどうですか。。。。

 

102101.jpg

 9月23日のピーチャリin 小名浜の様子は、10月3日号民医蓮師新聞に掲載されてますので、ぜひ読んでください。

 102102.jpg


ピーチャリのスローガン
「フクシマで生きていきたい」

 

※明日、対策本部・実行委員で広い会場で郡山医療生協を際立たせるパフォーマンスを検討します。面白いアイデア募集します。

在宅療養支援病院の届出を行いました。

| コメント(0) | トラックバック(0)

 当院の在宅医療の歴史は、診療所開設後の1977年の診療報酬で認められていない時代から、日常診療が終了後、夕方?夜に行っていました。それから35年、高齢者医療の位置付けが、社会情勢の変化と共に、大きく方向性を変えられ翻弄させられてきました。その中でも私たちは、患者・家族の要求に応え、「在宅医療」をしっかりと位置づけ取り組んできました。2012年度の診療報酬改定の骨子には、高齢者の療養場所を病院ではなく地域(施設や高齢者住宅も含め)での療養へ、より強固にシフトされようとしています。
 桑野協立病院は、今まで培い、積み上げてきた在宅医療と介護サービスをより密接に連携させ、患者・家族を24時間・365日地域で支えていく体制を作っていくことが必要となってきます。それを経済的保障も得ながら可能にするのが「在宅療養支援病院」となります。
 15日から準備室;新井田を中心に、メンバー全員で患者さん宅を訪問し、説明をしています。どのお宅も「好意的」にそして「更なる期待も込めて」ご了解くださっています。

 

102104.jpg

医療福祉生協連から線量計を頂きました。

| コメント(0) | トラックバック(0)

 「支部の数だけ線量計を送る」との計画で、合計26台を頂きました早速各支部に配布、身近なホットスポットの確認や除染活動に役立てられます。ありがとうございました。

 

102103.jpg

 掲示する場所をあれこれ検討していたらある職員から、「支援活動ではすごいいいことしているから、もっともっと、組合員・患者にお知らせしなきゃ?」とアドバイス。というわけで、最前面に掲示することにきめ、診療所・外来待合室に決めました。さっそく患者さんから「この寄せ書きはなんだいね」と質問され、「これはね?」、と今までの経緯をニコニコ嬉そいうに説明する職員。心を寄せて、かたち(=見える化)にしていただけて、ありがたいことです。 

大切にします♪(たかせ)

 

102001.jpg

 まずは、今日いるメンバーで。  

「はい?、チーズ」

「私たちも元気にやってますよ?」

 15日から16日の浜北医療生協健康まつりへのご案内は、福島県内の3つの医療生協(福島、福島中央市民、郡山)と静岡民医連との交流を含めた企画でした。3つの医療生協が、東部・中部・西部の3つの事業所をそれぞれに訪問し、交流を深めました。郡山医療生協から参加した宮田専務は、東部ブロック=三島共立病院を担当。郡山医療生協の取り組みを報告しました。

 郡山医療生協は、午後1時30分から三島共立病院での学習交流会でした。

( 記事/組織担当・服部)
 

宮田専務の報告を受け、浜北のこどもPJ、野菜PJの事例などを服部が参加しての感想も含め、今後の支援のあり方を提起しまし、その段になったらみんなで力を合わせていきましょうと訴えました。 (浜北医療生協から送られてきた通信を転載しました)

 

102002.jpg

 浜北医療生協健康祭りに参加してきました。山よりも質の高い海よりも心の深い支援に対するお礼を述べるつもりでした。
 お父さん方お母さん方のコーラスを聴き、渥美邦夫先生、聞間元先生、高瀬君杉山君、橋爪師長さん、サマーキャンプ村長さん、安井専務さんの顔を見ながら、子供達の元気なパフォーマンスとこちらの子供達の体育館での運動会を比べながら、元気に挨拶をと思って壇上へ上がったのですが、どうも涙が出て止まらなくなりまして、挨拶にはなりませんでした。
 職員の皆さんの気持ちは寄せ書きで伝わってくれたかな。「私どもはこの地の主権者として生存権を主張し生きて参ります」ということは伝えられました。 そして確信を持つことが出来ました。
   1. 私ども医療生協は今回の災害に立ち向かい克服しつつある
   2. 創設以来の組合員一人一人の活動がエネルギーとして蓄えら れている
   3. 志を同じくする人たちが、浜北をはじめ、全国に沢山沢山暮らしている
   4. 多くの友人達と手をつなぎ原発を撤去することが出来る


 浜北医療生協の皆さんからの寄せ書きを託されました。「原発をなくす日まで共に生き抜きましょう キキマ」、「原発完全撤去に ともにがんばりましょう 渥美」、無理ムリ頂いて参りましたヒマワリ色のハッピ、それも手縫い、とともに職員入り口で皆さんにエールを送っています。ご覧ください。
 月末から宮田専務とチェルノブイリの方へ行ってきます。聞間先生へはこちらから一方的に「浜北で報告会を開かせてください」ということを押しつけてきました。(坪井)
 

  101904.jpg  101905.jpg

 

       101902.jpg   101901.jpg   101903.jpg

 「た・の・し・かった?」と父母会レクリエーション企画担当の外来看護師鈴木智美さん。親子総勢45人、大型バスを貸し切って行ってきました。
もうこの時点で、子供たちのテンションは、MAX状態。
 宇都宮動物園は「動物とのふれあい」をコンセプトにした動物園です。0?3歳の子供でも馬に乗ったり、キリンに直接餌をあげたりすることができるので、恐怖やら感動やらが入り混じって大興奮。隣接して遊園地もあって、あっという間に時間が過ぎていってしまいました。子供達の笑顔を1日中見せてもらって、親も心がリフレッシュ。もちろん動物にも癒してもらい十二分楽しんできました。支援して下さった法人や子供財団に感謝です。

 

101801.jpg

 

  101804.jpg  101802.jpg  101803.jpg

 10月16日 浜北医療生協の健康まつりに「寄せ書きメッセージ」を託しました。(前日号に紹介)・・・・・が、参加したお土産に「お礼の寄せ書きメッセージ」を頂いてきちゃいました。ハッピは、浜北オリジナルで貴重品だそうですが、坪井院長がどうしてもと頼み込んで頂いてきたそうです。(何かと物物交換したようですが)
 

101806.jpg

浜北医療生協への寄せ書き!職員の皆さんご協力ありがとう!

 

 恩返し第1便 『感謝感謝のメッセージ』

 

 急遽企画した『寄せ書きメッセージ』。浜北健康まつりに参加する専務と院長に持って行ってもらおう!と、準備期間が超短かったにも関わらず、あっという間に仕上がったのには驚きです。全職員の想いはひとつ!どの職場もどの職員も『何かお礼をしたいと思ってたからよかったぁ?』と思い思いのメッセージを書きこみました。
 レイアウト担当はつくしんぼ保育園の保母さん達。手の込んだ可愛いアップリケの仕上がりはさすがでした。そして・・・対策会議(専務の一声)で急遽決まった『動画メッセージも送ろう』企画・・・翌朝の職責ミーティングはもう大騒ぎ。でも寄せ書きをバックに集合した職責者の演技力はすばらしく身振り手振りのアドリブもOK!

 朽木・花見両次長コンビのコメントの後は職責合同での『浜北ありがとう』は大成功???・・・たった1回の練習でここまでまとまれば大したものです。見応えたっぷりの両メッセージは15日の浜北のステージでお披露目です。

(動画は練習風景から本番まで撮影してます。ぜひご覧ください)

 改めて郡山医療生協職員の団結力はすごい!と企画側も感激しました。皆さんご協力ありがとうございました。(PT遠藤 西東店長 七海)

 

101701.JPG

 

  101702.JPG   101703.jpg

 

数えきれないほどの温かい支援を職員みんながいただきました。             
この寄せ書きに書ききれない想いはまだまだいっぱいあります。
 

 浜北野菜16便でギックリ腰!?

 

10月12日、16回目の野菜が届きました。

 私が師長室を出たり入ったりしている姿を見て、気をきかせて「私が野菜を取りに行って来ようか・・・」と総務に取りに行ってくれた七海師長。 

 その後しばらくしてから、「さっきはありがとうね」と声をかけたのに、椅子に固まったまま、振り向きもしないと思ったら、なんと野菜を持ち上げてぎっくり腰になってしまったとの事。あ  んなに沢山イモ類が入っていた箱を一人で持ち上げたというから驚き!です。

(あの細い身体のどこにそんな力が・・・根性で持ち上げたのかな?)

 ぎっくり腰を引き起こした箱の中身は、イモ類がどっさりと、葉野菜、ねぎ、枝豆、にんにく、手作りのお菓子… 八百屋の私も貰う方にまわりたいと思うほど、新鮮で美味しそうな野菜がいっぱいでした。(チーム朝市の皆さん、本当にありがとうございます!!) 今回は東介護保険センター、リハビリ室、放射線科、検査室、薬局に配達しました。みんな、どの野菜をどんな風にもって写真に写ったらいいかと、無邪気な一面をのぞかせていました。

 (西東八百屋)

 

  101501.jpg    101502.jpg    101503.jpg

 今年度2回目の新入職員オリエンテーションが始まりました。新入職員オリエンテーションは、これまでは3月末の3日間、年1回開催でしたが、年度途中に採用となる職員が増えたことから、10月に開催することとなりました。初日となった昨日は、「郡山医療生協の歴史」(橋本理事長)、「郡山医療生協の活動と課題」(宮田専務)、「桑野協立病院の組織機構と医療活動の特徴」(江川事務長)、「就業規則、互助会、共済制度」(今泉課長)の講義。午後からはおおつきホームにお伺いして施設見学、菊谷施設長から「福祉会の歴史と役割」についての講義をして頂きました。

 

  101504.jpg   101505.jpg

"ひまわり"の絵は「いっぷく」へ

| コメント(0) | トラックバック(0)

 生協きたはま診療所(浜北医療生協)から寄贈いただいた「ひまわり」をサポートセンターひなたぼっこ内「地域交流スペースいっぷく」に掲示しました。作者は監事をされている伊藤俊勇さん、在職中はみずほ銀行浜松支店で小椋佳支店長のもとで営業をされていたそうです。所長の聞間先生の提案で支援の一つとして郡山医療生協にプレゼントされました。巨大で重いので難工事、掲示が遅れました。職員・組合員の皆さんに是非鑑賞していただきたと思います。

 

101401.jpg

「親子リフレッシュ企画in TOYAMA」の様子が、訪れた夢創塾のブログに掲載されていましたのでご紹介します。アドレスはhttp://blog.nsk.ne.jp/nagasaki/index.html TVニュースも含めて掲載されています。

 

福島復興支援 親子自然体験(10/9)


 福島県郡山市に本部がある郡山医療生協の関係者が、3/11日に発生した東日本大震災によって、子ども等が抱えているストレスを解消するため、親子で当地へ自然体験にやってきた。親子で27名の他、富山県生協の支援部隊も加わって、総勢50名近くの人たちが、ブランコや塩づくり、空中遊泳、シ?ソ?を楽しんだ。特に、ジップライン(空中遊泳)は大繁盛。大人も乗り込み歓喜が谷間に響き渡る。8m木上からの、アップザイレンも以外と人気があり、行列が出来る始末。確保していたアメリカ人のダグ氏がすべて確保。ありがとうさんです。塩づくりも意外と興味があってみんな真剣に取り組んでいた。明日には乾燥してみんなにお土産として持ち帰ってもらう予定。 晩は棚山で懇親会。楽しかった。

 

  101403.jpg   101404.jpg
 

101405.jpg

 北海道民医連の十勝勤労者医療協会柳町医院のみなさんから、美味しそうなジャガイモが大量に届きました。
 お贈り頂いたジャガイモは、1箱を「つくしんぼ保育園」の給食用に頂き、それ以外は1世帯1?を目安に、職員に配ることにしました。シチュー、カレー、肉じゃがにポテトサラダ、いろんなものに調理され、食卓を賑わすこととなりそうです。ありがとうございました。

 

101301.jpg

ひまわりが役目を終えました。

| コメント(0) | トラックバック(0)

 つくしんぼ保育園周辺のひまわりが役目を終えました。「ひまわり引っこ抜き隊」として臨時招集された若手(?)職員が、昼休みに集まり、根ごと引き抜き作業を行いました。役目を終えたふまわりは、丁寧に土を落とされ、焼却用のゴミとして出されました。(郡山市の確認済)

 

101302.jpg

 富山医療生協の石川専務さんより、富山医療生協と富山生協連に取り組んで頂いた「親子リフレッシュ企画in TOYAMA」の新聞報道を送って頂きましたので転載します。NHKでも報道されたそうです。尚、参加者の感想等は、後日報告します。


 東日本大震災で被災した福島県の親子らが8日、朝日町で自然体験活動をスタートした。2泊3日の日程で宮崎のヒスイ海岸や蛭谷(びるだん)の夢創塾などを訪れ、同町の自然に触れる。
 福島県の郡山医療生活協同組合と富山県生活協同組合連合会が、大地震や原発事故によるストレスを解消してもらおうと企画し、郡山市を中心に福島県内の9家族26人が参加した。同町のあさひふるさと体験推進協議会などが受け入れた。
 初日は棚山ファミリーランドで、遊具を使った遊びやサイクリングなどに熱中。放射線の影響を危惧して屋外での遊びを控えてきた子どもたちは「思いっきり遊べるので楽しい」と話し、公園内の芝生の上を元気に駆け回った。夜はバーベキューを楽しんだ。
 9、10日は町伝統のバタバタ茶体験やヒスイ海岸で開かれるタラ汁まつりへの参加、自然体験学校・夢創塾での活動などを予定している。   2011.10.09 (北日本新聞)

 

  101201.jpg   101202.jpg

 連休さなかの9日午後1時30分から、中央公民館針生分館で、放射線学習会を開催しました。この学習会は、支部の運営委員でもある元職員の齋藤ムツ子さんを通じて町内会から要請されて開催することとなったものです。 会場には町内会長さんをはじめ、約30人が参加しました。
 坪井院長から内部被曝が人体に与える影響と放射線問題の背景にある政治的問題を明示しながら、医療生協のスタンスや汚染された地域に住む住民としてどう向かい合うかについて、約1時間半の講演となりました。

 

     101203.jpg     101204.jpg

100901.jpg

 10月6日の午後、10.30集会の打合せを行いました。この打合せは、対策本部が招集したもので、対策本部からは江川事務長、花見次長、社保平和委員会から中里科長と事務局の吉田君 組織部から小島主任、 労組から加藤書記長が参加しました。 参加目標を100人、大型バス2台と改めて確認しました。
 この集会については、全日本民医連から『なくせ!原発 安心して住み続けられる福島を!10.30大集会inふくしま』を現地の仲間とともに全国から参加し、『原発ゼロ』への大きな流れをつくりだそう!」との緊急アピールが出されています。 福島から全国に発信するためにも、集会成功へ向けて取り組みを進めましょう。

 

 

「放射能被害から子どもたちを守る」「被害の全面賠償」「原発なくし、安心して住み続けられる福島」の実現をめざし、「10・30大集会インふくしま」を成功させましょう!


 福島第一原発事故は、福島の美しい自然と大地を汚し、県民のあたりまえの日常生活を奪いました。
事故から半年が経過しましたが、事故はいまだに収束せず、放射能被害は日々拡大しています。今も多くの県民が避難を余儀なくされ、仮設住宅等で不安な生活を送っています。事業者は事業再開にむけて懸命に踏み出そうとしていますが、再起の見通しは険しく、きわめてきびしい状況に置かれています。
いま私たちが第一に望んでいることは、3月11日の事故以前のあたりまえの生活に戻ることです。県内外に避難している方々が一日も早く自宅に戻ることを含めすべての県民が「安心して住み続けることができる福島県」をつくることです。
そのためには、?徹底した計測と除染活動を行ない、放射能被害から子ども・県民を守ること、?原発事故で発生したあらゆる被害・損害を賠償すること、?福島原発はすべて廃炉とし、原発から撤退することが必要です。
国と東京電力は、福島県民のこの切実なねがいに全面的に責任を果たさなければなりません。しかし、国と東京電力の態度は率直に言って、きわめて不十分、不誠実なものであり、県民はつよい不信と憤りを感じています。
福島県民のねがいの実現のためには、全県、全国の世論の結集がどうしても必要であり、私たちは10月30日(日)、福島市「四季の里」で「なくせ原発!安心して住み続けられる福島を!10・30大集会インふくしま」を開催することにいたしました。多くのみなさんがもっている思いを、県内そして全国各地でとりくまれている運動をひとつにつむぎ、大集会の成功で、要求実現をすすめましょう。また、全国各地でとりくまれている原発なくす運動をさらに大きく広げていきましょう。

  2011年9月
  よびかけ人 
          青木千代美(郡山市、福島県女性団体連絡協議会会長)
          遠藤宮子(福島市、福島県女性団体連絡協議会元会長)
          小渕真理(白河市、NPO法人アウシュヴィッツ平和博物館)
          片岡輝美(会津若松市、会津放射能情報センター)
          熊谷純一(喜多方市、福島県生活協同組合連合会会長)
          酒井学(矢吹町、歯科医師、福島県保険医協会理事長)
          早川篤雄(楢葉町、住職)
          広田次男(いわき市、弁護士)
          松本純(福島市、医師、福島県民主医療機関連合会会長)
          山川充夫(福島市、福島大学学長補佐、経済経営学類教授)
          山田舜(福島市、福島県原爆被害者協議会会長、福島大学元学長)
          吉原泰助(福島市、福島県九条の会代表、福島大学元学長)

 


 

放射線科の報告から...

| コメント(0) | トラックバック(0)

100902.jpg

 

毎日の放射線科の日報から、20日ごとのデータ(各所地上1m)から作成しました。室内はほぼ一定です。外(玄関前)についても、違いが少なくなってきているようですが…。
 

 4課題推進委員会が取り組む午前の外来統一行動は、昨日で7回目を迎えました。事務局メンバーが健康づくりチャレンジと医療生協への加入の訴えを行い、その後各職場からの参加者が、外来待合室にいる患者さん一人一人に声をかけながらの健康づくりチャレンジと医療生協への加入パンフレットの配布を行っています。統一行動は、今日が最終日になりますが、参加者2000人を目標に、各職場でのお誘い活動は継続していきましょう。

 

 100801.jpg   100802.jpg

 整形待合室の患者様。除染活動や健康づくりの話題に共感頂いたと思ったら、いわきから避難され借り上げ住宅住まいの方でした。「友達もいないし元気もなくなっていくし、自分だけでは何もできないね」と。自分ひとりでやれるメニューのご紹介もしましたが、やっぱり仲間と一緒に楽しく健康づくりをすることが一番!ここは病院だけど地域での健康づくりのお手伝いをするのが私たちの仕事なんです・・・と説明すると「お隣さん誘ってみようかな」と言ってパンフを5部もお持ち帰りいただきました。これを機に避難者同士の輪が広がっていってくれたらいいなと思いました。(七海)

 

100803.jpg
 

 100804.jpg 松浦恵子さん (神戸医療生協:神戸協同病院) 
 

 支援を受け入れていただき、佐藤看護部長、石井師長、そして3階のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。 ニュースで毎日、余震が続いているのを知ると被害のないことを祈るばかりです。
 子ども3人が独立して自由になったのをきっかけに16年前の阪神淡路大震災のお礼返しをしたくて初めての1週間の外部支援でした。
 9/20は台風15号の横断で大雨の中歓迎会をしていただきありがとうございました。余震と台風と消防車の音でまさか震災から16年も経つのに自分がフラッシュバックでその日の夜は眠れなくなったことに自分自身びっくりしてしました。 
 3階では人工呼吸器の患者様のお風呂に入れるのを手伝いましたがスタッフのチームワーク、行動力に感動しました。
 タクシーの運転手さんが“ふくしま”といえば福島第一原発のことになり自分達は何もしていないのに福島の土地が大好きなのにこんなことになって悔しいと話されていたのが心に残っています。 これからは心のケアが大切になってくると思います。長い闘いになっていくと思いますが疲れを出さないようにご自愛ください。 ありがとうございました。                      
 

 6月に東京・武蔵野クリニックと患者会「花大根の会」のみなさんが、桑野協立病院を訪れ、移乗や褥創予防の「つるつるシート」を寄贈されましたが、10月3日会代表の小野あけみさんとご主人が再び、患者会のみなさんが作った手製のシート100枚を寄贈され、訪問看護ST・横田、ヘルパーST伊藤両所長が受け取りました。横田さん、伊藤さんは「シートは、ベッドでの褥創予防や移乗だけではなく、車への乗車の際など広範囲に活用できそうです。通所サービス事業所にも紹介したい」と話していました。(新田)
 

100701.jpg

 100703.jpg 竹内裕子さん (愛媛:愛媛医療生協本部)
 

 一週間という短期の支援にもかかわらず、温かく受け入れていただきありがとうございました。病院に着いた瞬間外観が愛媛の病院とよく似ていたのでどこかホッとして待合室に足を踏み入れました。本当に何か役に立てるのかと不安でしたが、病棟の皆さんの包み込むような温かさの中仕事をさせていただくことができました。
 院長先生には支援者のためにと震災後からこれまでの取り組みや放射線被害について話を聞かせていただきました。愛媛にも伊方原発があります、もっともっと真実を学び脱原発の運動を盛り上げて行かなければと強く感じました。佐藤部長から看護師が誰一人やめずに桑野協立病院を支え続けているという話を聞いた時は胸が熱くなりました。日々の医療や看護の中身がそうさせているだろと思うと頭が下がる思いでした。
 病棟では震災当日の事を聞かせていただきました。「もうだめかもしれない」と覚悟したと、その後の停電、断水、そんな中で全国からの支援には本当に感謝、感謝ですと。仲間がいると言う事が本当に勇気を産み出す力になるという直接の声を皆さんから聞かせていただき私達の方が励まされました。支援中、半日勤務の時、他県から支援に来られていた高峯さんと松浦さんと一緒に宮城まで行きました。台風15号の影響もあってか海岸近くは浸水しているところもありました。のどかな田園地帯だったろうと思われるところも車は放置され雑草は伸び放題。半壊した家屋がところどころに残っており「ここで生活していた人は・・・」と考えると言葉がありませんでした。
 地震、津波の被害だけでなくその後の原発の問題と毎日向きあいながら、生まれ育った郡山でこれからも踏ん張っていこうとしておられる皆さんから、大切にしなければならない事大切にしなければならない物を教えていただいたような気がします。本当にありがとうございました。
 まだまだいろいろなかたちでの支援が必要だと思います。郡山での貴重な体験を周囲の人たちに伝えながらできる事を続けて行きたいと思います。
 

 9月30日、茨城保健生協から招かれて宮田専務が郡山医療生協の取り組みを報告しました。
参加された方からは、「福島の現状が大変リアルに伝わってきた」「班などの組合員同士のつながりが、いざというときに生きることがわかった」 等の感想が寄せられました。
 

100601.jpg

 100602.jpg 小田島 恵さん(茨城保健生協:城南病院)
 

  現場から遠ざかっている自分が役に立つのかを心配しながら支援に入り、あっという間に6日間が過ぎました。
 職場のスタッフ全員が学習意欲が高く、目標にむかって努力する姿勢には学ぶところが多かった6日間でした。一人一人が生協活動に理解を示し、実践していこうとする雰囲気には感心しました。
 また院長先生の学習会では“医療生協の病院として、この地でなすべきことは何か”を明確に打ち出し、そのことを職員全体が決意しているということも感じることができ感銘を受けました。生協、民医連…この組織だからできる今回のこの全国からの支援と連帯は、ここ桑野に来て改めて強く感じることができ、勇気がわいてきました。
 新しい仲間との出会いも新鮮で“今まで知らなかったことが不思議”と思えるほど打ちとけ、楽しい時間だったと言えます同じく支援に来た若手の仲間と話すことで、現場教育の重要性も改めて強く実感しました。
 あの地震のさなか、強い揺れに恐怖をいだきつつも患者の手を握っていた現場の看護師と、その看護師に“自分のことはいいから置いて逃げろ”とジェスチャーで言ったという高齢の患者…この病棟師長の話から、お互いを思いやる看護の原点に触れることができ、心にぱっと灯がともったようでした。これからも全国の仲間とともに応援しています。ありがとうございました。

10.30集会へ参加準備を進めます!

| コメント(0) | トラックバック(0)

 “なくせ!原発”をスローガンに、10月30日に福島市で5000人規模の集会が開催されます。対策本部では、社保・平和委員会や労働組合との協同の取り組みを行うこと、大型バス2台を目標に参加者を募ることを確認しました。本日、関係者での打合せの場を持ち、準備を開始します。

 

100603.jpg
 

 10月4日10時30分より放射能被害に関わる損害賠償について県生協連医療部会として東京電力より説明を受け、質疑応答を行いました。まず避難区域は、営業できないというフレーム、避難区域外では営業できるというフレームになっています。請求期間は、3月11日から8月31日までです。その後3ケ月ごとに賠償請求していくことになります。そして、営業損害を逸失利益、変動費、固定費の3つに定義して損害を計算します。とにかく複雑で、書類が多くなるべく請求できないようになっています。そこで県生協連としては、菅野税理士に書類作成等を委託し、まとめて損害賠償することになりました。これから、放射能汚染対策でかかった費用、損害をまとめて損害賠償請求していきます。(宮田)
 

  平範男理事長(元郡山医療生協専務)を始めとした福島医療生協社保平和委員会35名が10月1日ひなたぼっこ見学に来所。物江所長が歓迎挨拶し説明したあと、5グループに分けて、多勢・加藤・大和田・樽井さんが案内しました。福島医療生協は「現在第6期計画を準備しており、そのなかで介護施設もつくりたいと考えている。ひなたぼっこも参考にしたい」とのことでした。(新田)

 

 

100501.jpg

  全日本民医連の四役会議が郡山で開催され、夜の時間を使って福島県連役員との懇談会が開催されました。郡山医療生協からは、対策本部の江川事務長、佐藤看護部長、朽木次長が参加し、看護師支援についての感謝とこれまでの取り組みを報告しました。福島、浜通り、会津の各法人からも現状報告がありました。

 会津では人口が10,000人(10%増)増え、保育所や介護サービスの提供が難しくなっていること、小名浜からは「大熊町からの避難者が家族は会津に、働き手はいわきにいて原発での仕事をしている」との報告がありました。

 全日本の今後の基本方針も示され「将来にわたって安心して暮らせる生活を取り戻すための長いたたかいを自らの課題として位置づけ、要請される医療支援は最大限引き受ける」という考え方が示されました。

オクラおいしくいただきました。(菊地)

100401.jpg

 

産地を考えることなく野菜を食べる事ができました。ごちそうさまでした。さつまいもはてんぷらにしました。 (石?)

100402.jpg

 

里芋とさつま芋をいただきました。里芋は『けんちん汁』にして、うどんを入れて食べました。さつま芋では『スイートポテト』を作りました。里芋もさつま芋も新鮮でとてもおいしく頂きました。小学2年生の娘もとても喜んで食べました。

10月に孫が生まれます。福島県産野菜、水道水は今でも飲んでいません。苦労して他県産野菜をさがして 調理しています。送ってくださった野菜、おすそわけしたらとても喜んでいました。娘からも宜しくとのことです。 ありがとうございます。渋皮煮おいしかったです(大きな栗でした)栗ご飯や、ゆでてしか食べ方を知らなかったので感激しました。ぜひ作り方を知りたいです。

100403.jpg 渡部琴絵さん(新潟:下越病院)

 

 6日間大変お世話になりました。やっと慣れてきたところで終了となってしまい残念です。震災当日 桑野協立病院ではストッパーがかかっている患者さんのベッドが病室の中央に動いてしまったり、物が落ちてきてもけがのないよう患者さんの顔に洗面器をかぶせて守っていたというお話を聞かせていただきました。また、福島原発の事もあり放射性物質による汚染、内部被爆等目には見えない恐ろしさがあります。そんななかでも、患者さんや地域の方々のことを考えておられる院長先生をはじめ職員の皆様のあたたかさを感じました。
 私は同じ福島県出身のため、他人事ではなくとても身近に感じています。看護師2年目の私がお役に立てるかどうか不安でしたが、知識もなく技術も身についていない私に、優しく教えていただき本当にありがとうございました。皆様の足を引っぱってばかりいましたが、とても貴重な体験をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。最初はとまどったこともありましたが、同じ処置でもこういうやり方もあるんだ!!と気付かせていただきました。
 また同じ支援に来ていた方々とも交流できたことでいろいろな話をすることができました。短い期間でしたが受け入れてくださりありがとうございました。

 「31年前の今日入職して、病院とともに歩んできた花見が司会進行を行います。」とユニークな開会宣言で始まった開院記念の全体集会。高齢者大会の熱い余韻を感じさせた橋本理事長挨拶。坪井院長からは「震災以降の半年間は、医療生協の患者の権利章典の実践そのものだった。」と一人一人に話しかけるようなお話が…、お茶での乾杯は佐藤総師長の音頭で行いました。組織部の小抜君、4課題推進委員会の原君からそれぞれ「生協強化月間の取り組みと方針」が提起され、最後は前進座職員実行委員会の横田委員長からの呼びかけと“猪木のものまね”で閉めるという、楽しい集会となりました。

 

  100302.jpg    100301.jpg
 

 9月28日14時?17時10分(予定は17時)、会場は参議院議員会館1F「102会議室」、原発事故後6ヶ月、「当面の緊急要請」を以下の5点に絞って省庁交渉を行って来ました。要請行動に参加したのは、福島民医連は松本純県連会長(医師)始め、福島・浜通り・郡山各医療生協、わたり福祉会、ファルマプランから14人。全日本民医連は小西副会長(医師)・長瀬事務局長等7人。総勢21人で交渉に臨みました。参加省庁は厚生労働省・農林水産省・経済産業省・文部科学省・環境省から21人です。


「緊急要請」は以下の3点の他、避難指示住民の生活・避難休暇制度の補助等5点について行いました。
 

1.土壌汚染に対する本格的な除染活動を開始すること。
 

2.子供を守ること。食品の安全を確保すること。農産物、畜産物、海産物の生産者を守り、食品の安全を確保すること。
 

3.医療・介護従事者の確保に特段の措置を行うこと。
 

中里は「1.の除染」について発言しました。 文科省の学校の除染の取り組みは評価できる、学校から一歩外に出ると、通学路など放射線量が野放しの状態、セシウム134は半減期2年。何もしないで2年経つのか。「郡山市中里自宅を例」に、放射線量率1階では毎時0.3?0.6マイクロシーベルト、2階毎時0.6?0.8マイクロシーベルト(2階屋根のセシウムで数値が高いと思われる)。子供中1女子は6月頃から子供部屋のある2階から、放射線量が少しでも低い1階へ家族3人寝ている。今、今日明日にも個人宅を国の責任で除染するのか。今すぐしてほしい。お願いしました。(9月27日衆院予算委員会「放射能汚染対策」で日本共産党志位委員長、除染について同様な質問を政府にしていました。)
 もうひとつレポートします。こちらから聞きました。各省庁参加者21人。被災地の現場を見た人は…21人中1人です(5%)。「例えば」郡山市の担当者と電話で情報交換をしているんだろうけど、……これで桑野協立病院の職員・生協組合員の皆さん・患者さん・郡山市の状況が本当に自分のこととして思えるのかなぁ?現場に来ないと新しい政策は創れないと思います。

 

100303.jpg

 大槻ふれあいセンターにて、前進座「水沢の一夜」の演出家の十島英明さんを迎え、全体実行委員会を開催しました。職員実行委員会を代表して、実行委員長の横田創さんが、吉田久美子さん、細井美也子さんを従えて挨拶。その後は、十島さんから「水沢の一夜」の主人公である高野長英についての講演、医療生協顧問の独鈷さんからは安積艮斎など郡山との関わりに触れた歴史学習と、チケット販売のために学習を深めました。
 後半は、生協強化月間スタート集会として、職員の原さんから病院の取り組み報告がされました。さいごにアコーディオンの伴奏で「一人の手」を歌い、月間目標達成に向け参加者一同団結して最後をしめました。 (六郎田)

 

100104.jpg

 

  100105.jpg   100106.jpg

加藤さん、奈良の岡谷会で講演

| コメント(0) | トラックバック(0)

 9月21日水曜、加藤さんが、奈良民医連岡谷会からの依頼で、原発放射能問題について報告してきました。
 全日本民医連の介護福祉研修会でのご縁で要請があり、実現しました。参加者は岡谷会の職員や共同組織の方々などで約60名でした
 質疑応答では質問を多く頂き、福島から遠く離れた奈良の仲間のみなさんが、大変心配し、見識高く状況を見ていらっしゃることを実感しました。民医連は一つに繋がっている、とあらためて心強く思いました。なお台風が奈良と福島をそれぞれ直撃したタイミングに飛行機で往復しましたが、支障なく行き来出来たのは何かの導きと思います。


(加藤さんからの報告を一部編集しました。)

 

100103.jpg
 

2日間のパート研修会が終了しました。

| コメント(0) | トラックバック(0)

 パート職員研修会の2日目が終了しました。今回の研修会は、ひなたぼっこの開設等により介護保険事業部を中心にパート勤務者が増えたことから、再開した法人教育委員会の主催で開催しました。 震災以降の郡山医療生協の取り組みも含めて、地域での医療生協の役割を再確認する場となりました。
 

  100101.jpg   100102.jpg

このアーカイブについて

このページには、2011年10月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2011年9月です。

次のアーカイブは2011年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。