2011年12月アーカイブ

核害の街で生きる、今までとこれから

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1,主権在民
 震災復旧作業中にこのたびの原発事故による災害は「核による公害」・「核害」であるという認識を持ちました。日本社会が今までに経験した公害の構造に多くの類似性を見つけることが出来ました。核被害については広島、長崎、チェルノブイリとの類似点、相違点を数多くの学習会を重ね研究してきました。その結果、核害に立ち向かう基本理念はわれわれ住民の主権回復運動であると考え、今まで学んできた「患者の権利章典」を実行に移し生存権を主張しました。


2,協力協同
 以下のことを実行しました。
 ●避難等、行政の指示に従うことを確認し、また避難者の支援を積極的に行い

  当医療生協の社会的責任を果たしました。
 ●線量計を何とか獲得し身の回りの汚染状況を確認し、除染活動を実行しました。
 ●職員および子供の被曝を最小限に抑えるために保育所の除染などを行い、

  かつリセット企画を実施しました。
 ●放射線防護教育を実施し、被曝軽減三原則を学び確認しました。
 ●脱原発運動へ参加しました。


3,今、要求していること
 ●さらなる科学的情報の開示
 ●飲食物の汚染状況を知り食の安全を確保したい。
 ●自身の内部被曝状況を知り、予測予防の観点に立ち、将来に備えたい。


4,行政への要望
 ●行政による安易な終息宣言、専門家による安易な安全宣言は被害を拡大する

  だけだということを知ってほしい。
 ●除染活動の加速、損害賠償実施の加速
 ●世界へ向けて正確な福島情報の発信を続け拡大すること


5,全国の友人達への提言
  核施設周辺150キロにはモニタリングポストが充分数有って常にデータが開示されていることが必要です。そして各人が線量計を携帯します。子供達への安全神話教育は変更しなくてはならないと思います。主権回復運動に携わっている友人達と手を結びます。
 

 

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院長 坪井正夫

<初めての編集後記>

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年内最後のニュースをお届けすることとなりました。

  
  去年の今頃は 「WBC」と言えば 「 World  Baseball Classic」でしたが、今では「 Whole  Body Counter 」の略語となり風評被害、セシウム、ホットスポット、線量測定と、これまでほとんど縁のなかった言葉が、日常会話に登場するようになった1年でした。 
  私たちは、患者・利用者、職員の安全を守り、事業と運動を継続するため全国の仲間の支援を受けながら、様々な取り組みを行ってきました。そしてその時々の取り組みや“想い”を共有するために「対策本部ニュース」の発行を続けてきました。このニュースは、全国各地の医療福祉生協、民医連のみなさんとのたくさんの交流をお伝えするものともなりました。  
 原発事故から間もなく10ヶ月。原発の輸出と再稼働を目論む政府は「収束宣言」を出しましたが、未だに事故原因の究明は進まず、現状は改善されていません。新しい年は、暮らし続けられる“まちづくり”を進めるとともに、廃炉と脱原発の実現をめざす“闘う力”が大切な年となります。

 

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軽井沢現代美術館で観た村上隆さんの「ひまわり」を今年の締めくくりのカットとしました。
 

熊本民医連・くわみず病院から

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 「今年度の全日本民医連、介護・福祉責任者会議でご一緒したご縁で、熊本県民医連、特定医療法人芳和会、くわみず病院の吉田京子看護委員長様より、果物とお芋を頂きました。今回は、介護系での御縁ということもあり、保育園と介護保険事業部を中心としてありがたく頂戴いたします。頂き物の中身は、ぽんかん、デコポン、こちらでも名が知られる宇城の蜜芋、そして関係者は皆初めて拝見したばんぺいゆという巨大な果物です。保育園職員と園児、介護事業部総勢80数名と、デイやグループホーム、小規模多機能の利用者様等で頂きます。年末のお忙しい中丁寧に梱包して送って頂きました。良い年を迎えられそうです。今後、各部署から順次写真を送ってもらいます。それを元にまた報告できればと思います。」 

(加藤)

 

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浜北医療生協から、25・26便

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 昼に25便を職場に配達。会議から戻るとテーブルの上にでっかい箱がまた2つ。26便が届いていました。びっくり!
 日が暮れないうちにと診療時間中に配達したので、写真撮影は限られた職場だけになりました。外来では「はい、美人の人はみかん持って!」という師長の声にしぶしぶと野菜だけを持つ人も・・・。 今回は外来看護部、眼科、健管、検査、薬局に配りました。

 

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 北海道民医連の佐藤事務局長さんから北海道勤医協西区病院で行った全職員集会と各職場の「脱原発」へ向けたアピールを紹介するDVDが届きました。偶然だと思いますが同苫小牧病院からは激励のメッセージと写真(左)も届いています。 福島の仲間へ連帯する“想い”が伝わってきます。

 

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 県内の学校及び公共施設に携帯電話回線を利用して線量測定を行うシステムを導入し、モニタリング体制の強化が図られることとなりました。 設置予定は2,700台。この一環として、つくしんぼ保育園にもモニタリングポストが設置されるとの通知がきました。設置されるのは、富士電機制の「リアルタイム線量測定装置」(機器の大きさ等は右の写真を参考にして下さい)です。

 

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 福井民医連から“もち米”を贈って頂きました。贈って頂いたのは30?分けるかそれとも・・・、と悩んでいたところ、“旗開きに使ったら” という画期的な提案があり、即決定。もちろん、大人だけではなく、つくしんぼ保育園の園児たちにも届きますよ。

 

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増え続ける県外避難 60,000人を突破

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 福島県の復興対策本部から「12月12日付の県外への避難状況」が公表されました。5月時点では33,912人だった県外避難者は61,167人まで増加しました。
 夏休みとなった8月に山形県への避難者が急増し、「通勤と家族を守ることを同時に進めよう」とする姿が浮き彫りになりましたが、11月から12月にかけては、東京への転出が最も多くなっています。避難が長期化する中、やはり雇用問題が大きなウェートを占めている様です。

 

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浜北野菜24便が到着しました。

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 写真の通り、箱を開けるとゆずのいい香りが漂いました。野菜の他に、また、手作りのきな粉のお菓子も入っていました。 今回は、東介護保険センター・ひまわりデイの皆さんへ。配達はせず、取りに来ていただきました。

 

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病棟クリスマス会が開かれました。

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 22日の午後から、恒例の「病棟クリスマス会」が開催されました。前夜遅くまで飾り付けが行われた眼科待合室。うたごえあり、踊りあり、つくしんぼの園児のお遊戯ありと、楽しい一時となりました。実行委員のみなさん、本当にお疲れ様でした。

 

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 12月17日の午後から、長野民医連上伊那地域学術運動交流集会で「核害と向かい合う…郡山医療生協の取り組み」と題して、約1時間の報告を行ってきました。上伊那医療生協を中心に取り組まれている学術運動交流集会は、毎年12月の第3土曜日に開催されることとなっており、今年で第7回目でした。抄録集に掲載されている演題数は150演題を超えており、 職員数から推測すると3?4人に1演題の割合で提出されていることになります。毎年、目標を持って仕事に取り組み、まとめを報告するというのが定着していることに感心しました。
 報告は、震災や原発事故直後の様子から郡山の現状、全国からの支援を受けての「見える化」の取り組み、 看護師支援、 サマーキャンプと、ほぼこの9ヶ月間の歩みを振り返り、今後の課題と脱原発への取り組みを呼びかける内容としてきました。比較的若い職員が多かったのですが、熱心に聴いて頂きましたが、一方で、テレビや新聞で伝えられていることは限られており、直接伝えること、情報を発信し続けることの大切さを改めて感じました。        

(江川)
 

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 水曜日の午前、毎月1?2回外来診療支援をお願いしている藤田先生。震災以降は、先生からのお申し出で、診療支援を“ボランティア”で行って頂いています。 火曜日の診療を終えてから新幹線で郡山へ、千葉の我孫子から通って頂いています。
 今年最後の診療日となった12/21、これまでのご支援に感謝を込めて、橋本理事長、坪井院長から感謝状の贈呈を行いました。

 

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 16日に来院した北海道民医連のみなさんの感想が届けられましたので、その一部をご紹介します。

「グループワークで職員の率直な意見を聞けた。院長始め地域住民と線量測定など様々な取り組みをして、福島の皆さんの頑張りが伝わった。」

「人の支援、物資の支援が今後も必要だと思った。安心して食べられる、外に出て子どもを思いっきり遊ばせることができる当たり前の生活ができないこと。私たちが思う以上に辛い状況にあることを伝えていきたい。」

「この福島の地で一生生きて暮らしていこうとする福島の人たちが、どんな思いで日々悩み苦しみ、励まされ、どんなことを願って生きていこうとする力を生み出しているのか。その思いを自分の胸に深く刻んで、福島支援と原発なくす運動の長丁場に仲間と共に参加していきたいと思った。」

「この度は、心のこもった対応をしていただき、大変感謝しています。 今後とも、何卒よろしくお願いいたします。」

 

 県保健福祉部保健技師による看護師養成所実習施設の調査が無事終了しました。書面では看護組織・体制・教育実施状況・業務も含め看護基準手順書の確認、現場では医師・看護記録を中心に治療・看護展開を説明しました。
 課題はありますが、院所全体での受け入れ準備に対してありがたいお言葉を頂きました。 結果は後日です。職員の皆様、今後もご協力をよろしくお願いします。  
 

 昨日のニュースで「生協強化月間、12月17日で終了」との記事を掲載しましたが、 組織部からの改めての訴えを踏まえて継続することとします。今年は、残高通知を全組合員に郵送したこともあり、亡くなられた方などの脱退も増えています。このままでは、純増マイナスの事態ともなり兼ねません。そこで、「月間中に800人の仲間ふやしを」という目標を引き続き追うこととします。

 

 残りはあと100人余です。これからの一週間、


1)外来・入院の未加入の患者さんに声をかけること
 

2)郵送した退院患者さんへの訪問活動を組織部と一 緒に具体化すること
 

3)家族や友人・知人をお誘いすることなど、最後まで取り組みを進めましょう。

 

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北海道から、寄せ書きが届きました。

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北海道から、寄せ書きが届きました。

 

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生協強化月間、12月17日で終了

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 10月1日から約2ヶ月半続いた生協強化月間も、12月17日を以て終了一区切りとなりました。この間の仲間増やし出資金増やしに奮闘された推進委員のみなさん、そして各職場のみなさん、大変お疲れ様でした。今年度の月間は「健康づくりチャレンジ」をお勧めする外来統一行動や、入院患者さん全員に生協のパンフやチラシをお渡しする取り組みを軸として、院内で加入と増資を訴えてきました。が、みなさんの奮闘にもかかわらず、加入・増資の件数は伸び悩んだというのが実態でした。そこで、月間後半に新たな取り組みを始めました。一つめは、外来の新患への電話かけです。毎日平均5?6名の新規の患者さんが来院されますが、未加入の方へ受診の翌日電話をかけ、生協の案内と加入のお願いをするというものです。1ヶ月間で35軒に電話をかけ、11名の方とお話しできました。残念ながらその場での加入には結びつきませんでしたが、「親切で良い病院だ」という良い反応が返って来ています。留守が多かったり、突然病院からの電話で驚かれたり警戒されたりということも少なくありませんが、次の機会も是非とも当院を利用してもらって、その際には生協に加入してもらえればと思います。患者さんと対話し、苦情やクレームも含めて、その声を病院の運営方針に反映させれば、医療サービスの向上、更には患者増にも繋げられます。いずれにしても「患者さんの生の声を聞くことができた」ことは良い経験となってるようです。将来的にはこのような取り組みを各診療部にも広げられればと感じました。
 二つめの取り組みは、退院患者さんへの加入アピール文書の郵送です。今年4月から10月までに退院した患者さんの内、生協未加入者120名に対して、理事長と院長からの加入をお願いする文書を郵送しました。正確な数字は把握できていませんが、「手紙をもらったから」と早速窓口に加入手続きに来院された方がいらっしゃいました。今後は、組織部で対象者のお宅を訪問することになっています。強化月間は一区切りとなりましたが、四課題は年間を通しての大切な取り組みです。今後とも、みなさんのご協力をお願いします。            

(四課題推進委員会事務局 原)

 

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 2011 年12 月18 日の10時より桑野協立病院2F 会議室において、こおりやま復興共同センター主催で坪井院長を講師としてチェルノブイリ調査団報告学習会が行われました。共同センターでは民報、民友にお知らせをしたこともあり、当日は予想を上回る120人の参加者で会場は熱気に包まれました。会場からは、「アップルペクチンの入手方法は?」「イワノビッチさんの本はどこで買えるのか」「院長自身がチェルノブイリに行く前と行ったあとで何が変わったか」といった質問が続き、これからの生活とどう向き合っていくのかといった前向きな質問が相次ぎ、参加者を大いに励ますことができた報告会となりました。

             (鹿又)

 

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前進座、感動をありがとう!

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 涙あり、笑いあり、元気の出る公演でした!
12月15日(木)に行われました、郡山医療生協創立40周年記念事業、1467人が集った前進座記念公演「歌舞伎 毛抜」「水沢の一夜」の感想をご紹介いたします。

 

●歌舞伎を初めて見る機会をつくっていただき感謝いたします。内容は難しかったですが、化粧や衣装のすばらしさ、目のあたりに見せていただきとてもよかったです。ありがとうございました。


●歌舞伎を身近に見られてよかったです。衣装も美しくて目でも楽しめました。水沢の一夜は今ではもう少なくなってしまったのでしょうか親子の情愛が伝わってきて心が洗われるようでした。


●創立40周年にふさわしい企画であったと思います。40年前に嫁いだばかりのころ、義父と出資(医療生協加入)のおはなしを受け、ほんとうにわずかな出資金でしたがお渡ししてから40年になろうとしているのだと感無量の思いです。今年は3.11震災という大きな出来事がありましたが、みんなで力を出し一日も早く復興できるよう国や東電にも訴えていくべきかと思います。そんな年の40年、歴史に残る記念の年でした。

 

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おいしい果物が届きました!

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 おいしい果物が届きました!青森民医連より「サンふじ」、岐阜民医連より「富有柿」が届きました。

 

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 郡山医療生協創立40周年記念事業、そして前進座創立80周年公演の千秋楽として取り組まれた「毛抜」と「水沢の一夜」。震災のため郡山市内の会場は使えず、舞台を須賀川市に移しての開催となりました。「昼は何とか埋まりそうだけど、夜が大変」「職員にもっと来てもらいうのにはどうしたらいいか」楽しくも悩みながらの日々を過ごした実行委員。 最後は郡山医療生協の底力を発揮して、昼932人、心配した夜の部も535人が入場し、千秋楽に相応しい公演となりました。 演劇の内容はもちろん大満足。前進座のみなさんありがとうございました。そして、チケット販売から盛り上げ企画、当日の朝から深夜まで、準備から後片付けまで、頑張った実行委員のみなさん、本当にご苦労様でした。

 

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 実行委員会の想いのこもった取り組みの一つとして、観劇終了後に寄せ書きを贈りました。

 

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 16日、北海道民医連から須田札幌中央病院総師長を責任者に9人の方が、懇談と交流を目的に来院されました 
 型どおりの挨拶が始まる前に、8月に3階病棟に支援にお出で頂いた富塚師長さんと石井師長の涙の再会があり、一気に打ち解けて懇談が始まりました。それぞれから自己紹介を行い、江川事務長から約30分、3月11日からこれまでの郡山医療生協の取り組みの報告。3つのグループに分かれて交流を行いました。

 

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それぞれの想いが溢れだした交流会

 

 グループに分かれての交流では、震災当日から原発事故の影響、職場での悩みや想い、そしてこれからの不安など、参加者からそれこそ溢れだすような報告がありました。準備していたケーキには手をつける暇もなく(最後に一気に食べて頂きましたが…)予定していた1時間は、 本当にあっという間に過ぎてしまいました。
 

 

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寄せ書きを頂きました。

 

 交流会は、各地で準備されてきた寄せ書きを頂き記念撮影をして、お開きとなりました。 2時間という短い時間でしたが、支援を継続して頂いている北海道民医連の方々と、  支援を受けている私達とのお互いの想いの通い合う、 濃密な時間となりました。
 

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 かねてからのお知らせとおり、北海道勤医協のみなさんから「ベーコン、ソーセージ、チーズのセット」が届きました。右の写真が一人分です。職員のみなさんのカンパで、全職員分が届けられました。組合員センターで配布しますので、取りに来るようお願いします。
尚、本日北海道勤医協をはじめ、道民医連の代表9人が桑野協立病院を訪問され、懇談会を開催します。 対策本部メンバーを中心に、意見交換を行う予定です。

 

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浜北野菜23便が届きました。

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 12月13日に届いた23便には、里芋、ねぎ、大根、ほうれん草、かぶなどが入っていました。1日かけて来たとは思えないほど瑞々しくて、大根やかぶの葉っぱも美味しそうでした。「今日は、野菜は来なかった事にして、師長室でもらって帰ろうか・・・」という話題になりましたが、ホントに喉から手が出そうなほどいい野菜でした。
今回の野菜は医局へ届けました。「もらってばっかりだな」「いいの? んじゃネギもらおうかな」「里芋がいいな」と先生方も嬉しそうでした。残念ながら撮影は拒否。先生方のいい顔を写真におさめることはできませんでした。 

(西東八百屋)

 

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岐阜民医連から柿が届きました。

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 岐阜民医連から柿が届きました。 岐阜県連理事会で「福島に何か贈ろう」との話し合いとなり、美濃加茂市の柿農家の方と相談して贈ることになったとのことです。 

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カルテ庫の補強工事を終えました。

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 震災から早いもので9ヶ月。 建物や設備の補修を繰り返してきましたが、漸くカルテ庫の補強工事を終えました。 棚同士をつないだり、壁や床にアンカーを打って固定しました。取りあえずこれで一安心です。

 

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前進座、本日公演

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 郡山医療生協創立40周年記念の前進座公演が本日須賀川文化センターで、昼の部・夜の部2回開演されます。本公演は前進座創立80周年演目の本日がその千秋楽になるものです。

 

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  「こうした大規模な取り組みの『実行委員長』を担当し、無事に本日の開催を迎えることができてホッとしているところです。9月から10回の実行委員会、プレ企画、ポスターコンテストなど、各部署・事業所からの20名の実行委員の協力をいただきながらすすめてまいりました。お礼を申し上げたいと思います。本日は千秋楽の舞台、座員の方々も万感の思いを込めて演じるものと思います。じっくりご堪能くださいますようお願いします」  

(横田さん 談)

 121505.jpg 横田職員実行委員長

 

 福井民医連から第4便が届きました。
太くて大きな人参・・・つくしんぼ保育園の園児に持ってもらったら、顔がかくれて見えなくなるほどでした。今回は、つくしんぼ保育園の他、総務、組織部、外来の一部に配達しました。「これでイカ人参がつくれる。正月の準備ができる。」という声が聞こえてきました。
福井の皆さん、ありがとうございました。

(西東店長)

 

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 大越支部で、毎年恒例の学習会&忘年会が開かれ、30人が参加しました。二年ぶりに坪井院長に来ていただき、「核害の街に生きる」 ・ チェルノブイリ調査報告も兼ねてお話いただきました。 支部の運営委員さんが研究している、 三春出身で全国の自由民権運動に影響を与えた河野広中を例にとり、私 たちが「核」から主権を取り戻すか否かの大事な時期に、 患者の権利章典を軸にした今後の私たちの運動が重要になっているとお話されました。 坪井先生の幼馴染(?)の組合員さんも参加し、学習会終了後、 忘年会で交流を深めました。

      (富岡)

 

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 和歌山民医連のみなさんから大量の有田みかんが届けられました。しかも、メッセージ付の配布用袋までついているという温かい心配り。ありがとうございました。
 早速、医局会議と職責者会議の前に参加者に配って会議の前に一息。西東八百屋の手も煩わすことなく、1人1?というご連絡のとおり、全員に配りました。

 

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東京電力への損害賠償請求について

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 東京電力から賠償請求を受け取ったという葉書が届きました。審査会にかけられ、賠償額が決まらないと2回目の請求ができないそうです。しかし、私達は2回目の請求(9月1日から11月30日)の準備を進めます。

                (宮田)

 

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 富山大学医学部田澤賢次名誉教授のご厚意で、先生が青森県と共同開発した天然アップルオリゴペクチンを取り寄せました。
 アップルオリゴペクチンは、リンゴから抽出した水溶性の食物繊維です。従来のものと違い特許技術により、薬品を使わないでりんごの有効成分をそのまま生かしたものです。
 食物繊維をとると、胃の内容物がゆっくりと腸に送りだされます。この為ぶどう糖の吸収が徐々に行われ、血糖値が急激に上昇しないですみます。又、胃腸の働きを、活発にし腸内の有用菌をふやし、毒性物質を排泄します。

 

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 9日、青森保健生協からりんごが100kg届きました。坪井先生のお孫さんがホールボディカウンターで検査したところ、体重1?当たり20ベクレルのセシウムが出たという話を受け、宮田専務が青森保健生協にアップルペクチン用(ジャム用)のりんごを送って欲しいとメッセージを送り、それに応えて頂いたという経過があるそうです。
 皆さん、ジャムを作って子供に食べさせましょう!!リハビリでは、早速、横田ジャム屋に全部依頼すると言っていました。 青森保健生協のみなさん、ありがとうございました。

 

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 本田医師の着任に合わせて日本消化器内視鏡学会に申請していた指導施設について、12月1日付で合格通知と「指導施設証」が届きました。県内では15施設目、郡山市内では太田綜合病院付属西の内病院、坪井病院、総合南東北病院についで、4番目の認定施設となりました。

 

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 12月7日 福島中央医療生協で購入した食品用放射能測定器ベルトールド社製LB2045型を見学および試料測定に行ってきました。 事前準備として、食材は細かく刻んでおきます。 米や牛乳などはそのまま指定の容器に50gをいれて測定します。モニターにサンプル名、重量、を入力し測定を開始します。核種はI-131、Cs-134、Cs-137を測定できます。測定時間は、10分から選択できます。検出限界値は、測定時間によって違いますが6分で20Bq、20分で10Bqです。操作画面は、英語表示。結果レポートも英語表示です。
 試料を実際に測定した感想は、容器に入れる作業が5分ぐらいかかります。刻んだ場合と刻まなかった場合の比較をしてみると活用の幅が出そうです。刻むことを考慮すると、米や粉類以外で材料によってはサンプルを料理に使えなくなりますので活用の範囲が限定されることが予想されます。またモニター画面、タッチパネルの反応が気になります。測定結果については、信頼性は高いし十分すぎる性能と感じました。見積価格は1台 270万円前後とのことでした。
 

(鹿又)

 

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 21便で届いた色っぽい大根さんの余韻もさめやらぬうちに、本日(12/6)22便が到着しました。 葉っぱ付人参と京菜、チンゲン菜、沢山のかぶが入っていました。台車を使わず、今日はたんがいて(立派な方言ですが…)食養科と相談室へ。途中、「八百屋繁盛してますね」とねぎらいの言葉をかけてくれる職員も。食養では「これは八百屋で包装(ビニール袋詰め)しているんですか?」と聞かれましたが、私はそのような細かい仕事はできません。職員の皆さん、野菜は浜北で丁寧に小分けにして袋詰めし、傷まないように新聞紙などで保護して入れて下さっているんですよ。 今晩の食卓は、緑まぶしい野菜料理でにぎわうですね。(西東八百屋)

 

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 サポートセンターひなたぼっこの消防訓練を、開所後初めて12月5日に実施。4事業所職員と郡山消防署・大槻電気通信など約30名が参加し、地震で給食室から出火したという想定の「総合訓練」。
 2階からの避難は非常口からのスロープを使用。玄関前で水消火器を使用して消火訓練も実施しました。

 

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 本体はベルトコンベアー式の全長3m60cmと大型の測定器でした。システムとしては、出荷する大量のモノを流れ作業で検査をし、例えば暫定基準値を設定しておき、その値を超えると×とか○とかの判定ができるものです。同時に測定値も表示されます。測定時間は12秒でI-131、Cs-134、Cs-137を検出します。 測定値の信頼性は、ベルトールド社製のBL2045の測定値(20分測定)と同等の値を示しました。重量制限(5Kg以上)があるもののスピーディーに検査できます。
 ライスセンターの社長さんは、「水は測れないと言っている(富士電機)が、ゲルマニウム半導体検出器と同じ値が出た。」と言っていましたが、もっと少ない量でテストして誤差がどの程度あるのか見てみると活用の範囲は広がる可能性があります。もちろん、試料を刻む必要はありません。価格 430万円から

   (鹿又)

 

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必要なものは、全国いや世界に訴えてでも手に入れたい!

 

 12月4日、大成公民館にて坪井先生の「ベラルーシ・ウクライナ調査団報告会」が開催されました。日曜日午後のシエスタタイムでしたが、周辺地域から46名の方々が参加。
「この街で生きていくため、私たちの主権を守るため、声をあげ、国や自治体を待たずに行動をしていかなければならない」という主旨で講演はすすみ、その後、チェルノブイリ周辺のいまの現状報告がありました。
参加者の方たちの興味をひきつけたのは、ホールボディカウンター付きの自動車と、各地に配置された食物検査器の話題。この地で生活をしていくために、必要不可欠な武器として強い印象があったようです。坪井先生はこの二つを手に入れるために声をあげていくことを強調されました。
講演後の参加者からは「現地のことで、はじめて知ることあり参加して良かった」、「子どもを守るために、旗振り役を先生にはお願いしたい」「ホールボディカウンター付きの自動車を、医療生協の増資運動で買うことできるのでは?」など、現状に立ち向かっていきたいという意識が高まっていく瞬間を感じることができました。 坪井院長は、午前中は県民医連の報告会で講演し、本日2か所目の講演でした。

(小抜)

 

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 毎回、毎回、美味しく頂いています。今まで食べたことのない食感のじゃがいもでした。
甘くて・ホクホクでありながらもちもち・・ひまわりの家ディサービスの利用者様のお昼の味噌汁に使わせていただきました。「見たことのない芋だ」と感激しながら真剣な顔で調理をしてくださっています。本当にありがとうございます。

 

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福島平和フォーラムへ参加してきました。

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 12月3日、福島平和フォーラム主催の児玉龍彦講演会に行ってきました。郡山医療生協からは坪井院長をはじめ医療生協から11名が参加。 講演の中では、 放射線と放射能の違いといった基本的な内容の前段をはじめ、 医師としてアイソトープにかかわってきた経験を生かした見解を示しながらICRPや放医研での統計学的な視点の不備を指摘しつつ、一人ひとりの住民に寄り添った20年30年といった息の長い健康管理の取り組みの必要性を訴え、最近の日本の技術を駆使した測定や除染、保管方法などをわかりやすく説明していました。
 参加した感想は、私たち郡山医療生協が行ってきたことの正当性を確認できたことと住民に寄り添って健康管理をしていくことが私たちの責務だと感じることがで講演会でした。

(鹿又)

 

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 12月3日、福井民医連のみなさんから、さつま芋、里芋、白菜、大根が届きました。
 八百屋の予定表には入っていなかった贈りもので、チョッと慌てました。八百屋手帳とにらめっこして、通所リハとつくしんぼ保育園にお届けしました。
 つくしんぼ保育園では、さつま芋はおやつに、大根と里芋は給食へと使われたようです。 通所リハに届けた野菜たちは、夕餉の食卓をどう飾ったのか…。
 突然の贈りものでも、八百屋手帳の記録で、ちゃんと皆さんの手元に届きますよ。

(西東八百屋代)

 

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支部長学習交流会を開催しました。

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 支部活動推進の中心的存在の支部長さんを対象に支部長学習交流会を開催しました。学習講演では、松本弘道専務(庄内医療生協)から「情勢に間に合う協同組合の力を目指して」と題して、庄内医療生協の取り組みや、この間の震災や原発事故を通して医療生協活動へ確信を持ちこれからの医療生協の支部活動の目指す方向を学びました。午後は、グループに分かれ、日頃の支部活動を通して支部長さんが抱えている悩みや問題、また支部長の喜びなどざっくばらんな意見交流を行ないました。愛媛医療生協から送っていただいたみかんもご馳走になりながら、和やかな雰囲気で交流することができました。

 

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 基本的にはI-131、Cs-134、Cs137専用のスクリーニング用食品放射能測定機器です。しかし、検出器は直径50mmで検出効率は良い方だと感じました。操作性、管理の面でも素人でも簡単に扱えるソフト仕様に仕上がっているようです。(もちろん日本語表記)
一定の条件を満たせば、簡易測定器としては上位機種と言えるのではないかと思います。一定条件というのは、牛乳や米はそのまま測定できますが、野菜などは細かく刻む必要があります。それと容器いっぱい(900ml)にして測定する必要があります。(ほかの食品測定器も同じ)特別、設置場所のシールドは必要ありません。稼働性もあり、ちょっとした移動には対応できます。測定時間は、10〜30分(サンプルの状態による)検出限界値が30ベクレルと表示していますが、時間をかければ限界値は下げることができます。いずれにしても、もう少し小さいものにするのかどうかは、使い方によると思います。ちなみに価格は、明らかになっているもので 465万円で公表されています。(鹿又)
 

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 12月4日、福島県民医連主催の「チェルノブイリ視察報告会」が開催され、福島、会津いわきから約40人が参加しました。

 「核害の街、郡山で生き抜くために、ベラルーシの人々がどう生きてきたかが最大の関心事だった」という視察目的から報告を始めた坪井院長。「ベラルーシの人々には、事故から約5年間、何も知らされなかった空白の時間がある」「除染や食品の測定など我が国の科学技術を持ってすれば、被害は確実に小さくできる」「防護三原則を中心とした子どもたちへの教育が大切」と、約1時間にわたって、視察からの教訓を報告しました。

 宮田専務からは「放射線量測定機やホールボディカウンターの導入は福島で暮らし続けるための必要条件、自治体を応援しながら暮らしの条件を整えて行くことが必要」「国も東電も責任逃れの姿勢に終始し、被害を小さくしようとしている。この地で暮らすためにも、闘わなければならない。」と熱い想いが語られました。

 

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  11月30日付をもって定年を迎えた野矢志津枝さんへの感謝状贈呈式が行われました。野矢さんは病棟、訪問看護ST等を経て、ふれあいデイサービスで勤務されており、引き続きデイサービスでお勤め頂きます。また、うたごえサークルの中心メンバーとしても、明るい職場づくりに貢献して頂いており、これからも宜しくお願いします。

 

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愛媛みかん...保育園編

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  愛媛医療生協からお届け頂いた大量のミカンは、職員の昼休みのひと時の潤いとなりましたが、支部長会議など組合員さんへも配布させて頂きました。もちろん最優先の配布先は、つくしんぼ保育園でした。ありがとうございました。

 

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県民健康管理調査について

全県民を対象にした健康管理調査ですが、調査時点(10月中旬)で提出した5.5%、参加したい54.1%、参加しない18.7%、知らない12.5%、無回答9.3%という結果になりました。先行調査した南相馬市や川俣町でも40%程度の提出になっており、30年以上の県民の健康管理調査が成立するのかどうか危ぶまれる状態です。調査は外部被曝を推定する生活調査ですが、時がたてばたつほど記憶が薄くなり、記入が困難になります。記憶の許す範囲で良いと思うので、今からでも提出するようお願いします。


転居を考えているか

既に転居された職員6名(2.3%)、市内への転居を考えている職員8名(3.1%)、市外への転居を考えている職員3名(1.2%)、県外への転居を考えている職員8名(3.1%)、転居するかどうか悩んでいる40名(15.6%)、転居は考えていない178名(69.3%)、無回答14名(5.5%)という結果になりました。約7割の職員は考えていないという答えでしたが、61名の職員が(2割5分)既に転居した、転居を考えている、悩んでいるという大変深刻な結果になりました。安心して住めるように生活圏での早急な除染と食品の検査体制、健康管理体制の整備が待ったなしの課題になっています。同時に1人1人の職員の悩みに寄り添い、組織として出来る限りの援助をしていきたいと考えています。職員の中には、汚染地域に住宅を新築している人がいたり、様々な問題を抱えています。1人で悩まず、遠慮なく上司や対策本部に相談して下さい。


ホールボディカウンター検査について

これからの健康管理で最大となる内部被爆対策として、ホールボディカウンターの検査や尿中セシウム検査を受けたいと答えた職員は、85.6%になりました。思わないは12.1%、無回答は2.3%で、汚染地域で生活するものとして当然の権利、要求であることを裏付ける結果になりました。いつでも、誰でも、どこでも、内部被爆検査ができるよう国と東京電力に要求していくこと、郡山医療生協としても検査体制を整備していくことが求められています。


最後に

職員の皆さん!アンケートにご協力頂き有難うございました。改めてお礼申し上げます。アンケートの結果、チェルノブイリ調査、この間の取り組みを踏まえ今後の郡山医療生協の放射能汚染に立ち向かう医療、健康づくり、地域づくり方針を皆さんとともにつくりあげたいと考えています 。

遊具を購入させて頂きました。

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 11/29付のニュースでご紹介した和歌山医療生協病院にじのこ保育所保護者会のみなさんからお送り頂いた「お見舞い」で、室内で遊ぶことが多くなっている保育園児の遊具を購入させて頂きました。職員の皆さん!アンケートにご協力頂き有難うございました。

 

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 去る11月26日、医事課の原さんと『11.26ひまわり集会 in浜岡』に参加してきました。福島で開催された“なくせ原発10.30集会”では全国から駆けつけてくれた多くの方々にとても感激し、同時に、日本の原発をなくす為に、原発事故を経験したこの福島県から何かしら発信していかなければならない、私達にその役割があるのではないかと強く感じていた所だったので、『ひまわり集会』に参加する機会を与えて頂き感謝しております。
 当日、掛川駅から現地(浜岡原発)迄のシャトルバスの中では、今回の原発事故と放射能に関してのビデオ学習が設定されており、準備の良さに大変驚きました。
  会場では、参加者が思い思いにひまわりの花を身に付けていて、一体感を感じました。福島医療生協の佐藤部長、福島中央市民生協の福地専務、橋本部長と合流し、5人で発言する機会も頂きました。幾つかの団体の方が発言する中、お茶農家の方の放射能汚染の話には涙が出てしまいました。また、それぞれの方の発言を聞く中で、自分が立っている場所が東海地震の震源地の真上にあることを意識せざろうを得なく、側に原発があると思うと恐ろしくなり、何としてもこの危険な原発を早く無くしたいという思いになりました。まずは 10万筆を目指しているという浜岡原発永久停止・廃炉の請願書を頑張らなければと思いました。
集会終了後は、浜北医療生協の皆さんとご一緒させて頂きマイクロバスで浜北へ。途中のトイレ休憩時の事・・・トイレだけで終わりにすれば良かったのに、野菜直売所の静岡県産野菜に目がくらみ、お買い物タイムに。結果、バスの皆さんをお待たせし迷惑をかけてしまいました。郡山医療生協の代表として恥ずかしい事をしてしまったと反省しております。
夜の交流会では、手作り料理で温かく歓迎して頂きました。浜北の皆さんは明るく楽しく、初めて会ったという気がせず楽しく過ごす事ができました。野菜の生産者である桐山さんや手編みスポンジを作って下さった安藤さんにもお礼を言う事ができました。
二次会での事・・・「西東さんは福島って感じがするけれど、他の4人の方は標準語ですね。もともと地元の方なんですか?」という高瀬事務長の言葉はちょっとショックでした。何がショックって、自分がなまっている事は自覚していましたが、同じ福島県出身の他の4人の方と差があったとは・・・。
これから標準語をつかえるように努力したいと思います。
浜北医療生協の皆さんありがとうございました。ご一緒させて頂いた福島医療生協と福島中央市民生協の皆さんお世話になりました。

〔西東秀子〕

 

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 11月29日、愛媛医療生協から再び大量のみかんが届きました。  医局の先生方もみかんは大好きなようです。“朝の果物は金!”みかんを食べて、いざ診療へ・・・          愛媛医療生協の皆さんありがとうございました。

 

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共に悩み、共に考え、共にすすめましょう!

 

食材の調達方法の変化は!

 (1)食材の調達方法については、66.2%の職員が変化したと答えています。
 あると答えた人は、福島産に気をかけて、県外産をインターネットや生協から購入する人が多くなっています。以下のようなことが挙げられました。
 1.米や野菜は送ってもらっている。
 2.直売所は気をつけている。
 3.家庭菜園の野菜は食べない。
 4.水はミネラルウォーターにしている。
 5.県内産は買わない。
 6.インターネット注文や生協からの購入に切り替えた。
 7.必ず産地を確認している。
 8.きのこ類は食べない。
 

調理方法の変化は!

 (1)食材の調理方法については、45.5%の職員が変化したと答えています。
 調理方法は、手間時間がかかるせいか、あるとないと答えた人が同数になりました。今後ますます食品からの体内被曝が問題になることを考えると、具体的な調理方法の学習について企画していくことが必要になります。
具体的な工夫としては、以下のようなことが挙げられました。
 1.生野菜は控える。
 2.念入りに洗う。
 3.水に浸す。
 4.ゆでこぼす。
 5.塩水に浸す。
 6.皮をはぐ。
 7.ミネラルウォーターを使う。
 8.野菜は必ず加熱する。
 9.野菜は食べない。 


困っていること(自由記入)は!

 自由記入欄で書かれていることを羅列します。

 1.食材の検出器があると助かる。
 2.こんな生活が続くのかと思うと辛い。除染を進めたい。
 3.子供を作るかどうか悩んでいる、
 4.線量計を個人で持ちたい。
 5.野焼きをする人がいるが気になる。
 6.庭が片付かない。
 7.県外に避難するかどうか悩んでいる。
 8.浪江に戻りたい。
 9.夫が農業なので今後の収入が心配。
10.大雨による床上浸水で線量が高くなり心配。
11.子供だけでも早く検査をして欲しい。
12.野菜の高騰で家計が圧迫されている。
13.食べ物の除染が分からない。
14.保育園の周りで遊べない。
15.両親が避難している。早く除染を進めて欲しい。
16.福島への偏見心配。
17.実家の除染したい。屋根が9.0μシーベルト。除染の見積もり35万円どうする。
18.このまま住み続けて大丈夫か。心のケアが必要。子供の就職先で悩んでいる。
19.つくしんぼ保育園を病院の中に移せないか。
20.したいことができなくなった。ストレスがたまる。
 

 多くの悩みや心配が出されました。対策本部は、職員に寄り添って一緒に悩み、考え、相談に乗り、やれることを一つ一つ積み上げていきたいと考えています。

 


 

体の変化は!

(1)放射能の影響と思われる体の変化については、10.5%の職員があると答えています。具体的には、円形脱毛症、腹痛、不眠、脱毛、頭皮のかゆみ、白髪の増加、顔がひりひりアレルギーになったなどがあげられました。また、疲れやすい、考えると落ち込む、体が強張っていると訴える人もいました。様々な変化について、注意深く観察し、必ず記録を取っておくことが必要です。では、全国の温かい支援に感謝の回答がありました。一方、支援のなかった職場では、わからないと答えた職員が39.3%ありました。対策本部としては組織として支援を受け入れましたが、支援のなかった職場の関わりについて努力が不足していた結果になりました。今後の全国からの看護師支援については、71.2%の職員が支援をお願いしたいとの回答がありました。出来れば1週間単位ではなく最低2週間単位で、夜勤の支援もお願いしたいとの声がありました。心温まる支援に、精神的に支えられたという声が多くありました。この項目の無回答が16.3%あり、直接支援に関わらない職場の対策が必要であることを示しました。

 

精神的変化は!

(2)放射能の影響と思われる精神的変化については、40.5%の職員があると答えています。
具体的には次のようなことが挙げられています。
 1.余震があると眠れない。
 2.放射能のことが頭から離れない。
 3.子供がガンにならないか心配。
 4.孫が遊びにこれなくなった。
 5.不安でうつ状態が続いている。
 6.子供生活が不安で頭から離れない。
 7.不眠、イライラが続いている。
 8.情緒不安定が続いている。
 9.自分の被曝量が心配。
10.余計な心配がストレスになっている。
11.避難しなかった自分を責めている。
12.疲れやすくなった。
13.人間関係に悩んでいる。
14.内臓が常におかしいなどなど

以上の結果から、深刻な実態が浮かび上がりました。精神的ケアや相談窓口の設置など具体的対応が急務の課題になっています。

 

生活の変化は!

(3)放射能の影響と思われる生活の変化については、更に増えて60.3%の職員があると答えています。
具体的な変化として次のことが挙げられています。
 1.子供にゲーム機を買い室内で遊ばせる。
 2.浪江から避難し、家族がバラバラである。
 3.2階は放射線量が高いので1階で寝ている。
 4.ゴルフができなくなった。
 5.自転車に乗らなくなった。
 6.側溝や公園に近づかなくしている。
 7.風の強い日は、洗濯物を外に出さない。
 8.庭いじりができなくなった。
 9.極力外出を避けるようになった。
10.子供は会津で遊ばせている。
11.子供達の生活が一変した。
12.テレビを見る時間が極端に増えた。
13.運動会は会津で行った。
14.新聞を隅々まで読むようになった。
15.子供を朝夕送り迎えしていたら太った。

アンケートから生活の変化が顕著に表れた結果が出ました。特に、子供の生活環境が大きく変わったことが心配です。マスコミでも子供の体力の低下、筋力の低下が問題になり、大きな問題になりつつあります。私たちも、子供が伸び伸びと遊べる環境作りを具体的に確保する取り組みを最重点の一つにしなければなりません。

伊方原発差し止め訴訟の原告団に参加

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福島第一原発事故をきっかけに、全国の脱原発の運動が広がっています。

 浜岡原発を取り囲む人間の鎖の輪に西東師長、原君が参加してきました。愛媛医療生協から連絡のあった伊方原発をとめる会への参加、差し止め訴訟原告団への参加について第7回理事会で議論し、福島の役割は大きい、積極的に参加していこうということになりました。伊方原発をとめる会には郡山医療生協と6名が申し込みました。興味がある人は入会しましょう。入会費は1000円です。

 原告団には代表して宮田専務が参加申し込みをしました。

積算線量計を訪問3事業所に配置予定

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 訪問看護・ヘルパーST・包括に配置する積算線量計3台入手、使い方・記録のしかたの打合せをおこなって使用を開始します

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